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Posted by 京つう運営事務局 at

2007年05月17日

京都滞在6日目

京都滞在六日目です。いつものように今日の詳しい僕の足取りはこちらに足跡を残してありますのでそちらをご覧ください。

そろそろ疲れも出てきたせいか今日は始動の時間も遅くなりまずは京博(京都国立博物館)に『藤原道長展』を見に行きました。僕は元々日本画などの美術鑑賞が趣味なので東博(東京国立博物館)のパスポート(平常展がいつでも見放題のパス)を持っていまして、そのパスで『藤原道長展』は無料で見ることができました。藤原道長が活躍していた時代だと屏風絵とか襖絵などは無く、あまり僕好みのものは展示されていませんでした。でも平常展にはなかなかいいものがあって良かったです。

京博で『藤原道長展』を見た後は京都文化博物館に行きました。特別展が開催されていたので実質的には歴史展示室しか見られませんでしたが、京都検定のために多少京都のことを勉強していた僕には既に知っていることがたくさん解説されていました。そうは言ってもやはり知らないことも解説されていてなかなか勉強になりました。

そしてそのあとは今日のメインである『鴨川をどり』を見に行きました。実はインターネットで事前にチケットを購入しようとあれこれ試したのですが入手できず、結局三日前に直接歌舞練場に行ってチケットを購入しました。実際に歌舞練場に行くと数日後のチケットは買えるようですので『鴨川をどり』を見たい方は事前に歌舞練場でチケットを買ったほうがいいかもしれません。チケットを買うときに座席の見取り図を見せられて座席を選ぶのですが、僕の時は1階の席はほぼ満席で空席を探すのも難しかったので2階の席にしました。2階の方が特別席ということでお値段が少し張るようですが、桟敷席も椅子の席も値段は同じだというので僕は桟敷席にしました。桟敷席は一区画が二人用なので一人ですと運が悪いと相席になるようですが、運良く今回は一人で桟敷席を使うことができました。正直桟敷席がお勧めです。前には誰もいませんし舞台の全体が見渡せます。写真もフラッシュをたかなければ撮ってよいということでしたが、今回は舞台に集中するため写真を撮るのはやめました。

実際の『鴨川をどり』についてですが二部構成になっていまして、一部がシリアス系のお芝居、二部がコメディー系のお芝居でした。僕はをどりはもちろんお芝居というものを見るのも初めてだったのですが、一部も二部もどちらも本当に楽しめまして満足度はかなり高かったです。お芝居の途中途中で舞妓さんや芸妓さんの舞がありますが、舞を見るのが初めての僕にとってはそちらも新鮮でした。以前から舞の振りには何か意味が込められているのだろうか?と思ったりしていたのですが、今日実際の舞を見て思ったのは振りの意味などどうでもよくて舞とは舞っている人がいかに美しく優雅に見えるかとそれを見る人がいかにきれいだと感じるかが大事なのだろうということでした。要するに考えるよりも感じろということでしょうかね?

会場で買ったパンフレットによるとその日その日によってをどりに出演する舞妓さん芸妓さんが違うようです。30半ば過ぎの半分おっさんの僕のような男目線だと自分の好みの舞妓さんや芸妓さんを探したりしてしまうわけで、そういう意味では一度しかをどりを見られないとひょっとしたら心を奪われてしまうような舞妓さんや芸妓さんには出会えないかもしれないですね(笑)。

歌舞練場の前では出演者ではない本物の舞妓さんを何人か見かけました。本物の舞妓さんを見たい人は『鴨川をどり』を見なくても歌舞練場の前に行って待っていればもしかしたら会えるかもしれませんよ。

明日で京都を見て回るのは今回の旅では最後になりますが、明日はこれも前から見たかった仙洞御所を見てそのあとはもう一度相国寺の承天閣美術館で『若冲展』を見てこようと思います。  
Posted by いぬまゆ at 19:11Comments(1)